試験まであと少し!勉強が順調でない人に

簿記の試験まであと2週間を切りましたが、勉強の進み具合はどうですか?この時期になると勉強を順調にしている人はそろそろ試験範囲をある程度覚えている頃だと思いますが、まだ全然…という人も諦めてはいけません。簿記2級3級受験生であればこれからの頑張り次第で合格可能性は十分に残っています。

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この時期からの勉強で簿記2級3級に合格するためには普通に勉強していては間に合いません。大切なのは簿記は70点とれば合格できるという事です。「日商簿記は70点を目指す勉強をする!100点は必要ない!」でも書いていますが、簿記の試験は70点で合格なので30点は間違えることができます。どういう事かというと、100点を目指す勉強法と70点を目指す勉強法は少し違って、満点を目指す勉強法の場合はどのような問題が出ても解答できるように参考書や問題集の隅から隅まで100%理解する必要がありますが、70点を目指す勉強法は、出題頻度が低い項目や極端に難しい項目は後回しにして、出題頻度が高い項目ややさしい項目から勉強します。この時期からの勉強で合格するためには出題可能性が高く、かつ、やさしい項目を中心に勉強していきます。

では出題可能性が高いところはどうやって見つけたらいいのか?ですが、TACや大原の受験予備校に通っている人は担当講師に相談するとして、独学で勉強している人が出題可能性が高いポイントを見つける方法は過去問題です。簿記試験には出題傾向というものがあって、この出題傾向を見つけるには過去問題が一番です。手元に過去問題集が無い場合はまずは本屋に行って過去問題集を買いましょう。Amazonでも売っていますが、この時期からの勉強だと注文してから届くまでの時間がもったいないです。

過去問題集を5回分以上解くとわかると思いますが、同じような問題が何回も出題されています。それが出題可能性が高い問題です!似たような問題が出題されても解答できるように、参考書と問題集でしっかりと復習しましょう。

全く勉強していない状態で過去問題を解くと全然わからないと思いますが、勉強していないからわからなくて当然です。不安になるかもしれませんが、この段階は過去問題を解くというよりも過去問題を見るという方が正しくて、一体どのポイントから勉強すれば良いのかを見つけるための段階です。過去問題を見て、解答解説と参考書で解き方をチェック!これを過去5回分以上解いて、何回も出題されているところは別の問題集で何度も解きなおします。

少し雑に思えるかもしれませんが、今からだと普通に1ページ目から順番に勉強しても難しいですからね。

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