4月から勉強を始めて簿記3級に合格する勉強法と計画

日商簿記3級の勉強を4月から始めて6月の試験に合格するための方法は次のとおりです。

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Contents 目次

日商簿記3級の試験まで約2ヶ月間!これだけあれば独学でも合格できる!

簿記検定3級の試験は例年6月上旬に実施されます。そのため4月から勉強を始めると勉強期間は2ヶ月です。「簿記検定に合格するための勉強時間と勉強期間」でも書いている通り、一般的に簿記検定3級の合格に必要な勉強時間は次のように言われています。

通学講座 通信講座 独学
勉強時間 50時間(受講時間を含む) 50時間 70時間
勉強期間 1ヶ月~2ヶ月

簿記検定3級合格には70時間程度勉強すれば合格できるので4月から勉強を始めるのであれば独学でも十分合格を狙えます。

6月の簿記3級に本気で合格したいなら受験予備校の講座が一番

大原簿記やTACでは6月日商簿記3級受験者向けの4月スタート講座を開講しています。「勉強が苦手」「数字が苦手」など独学での簿記受験に不安がある人は受験予備校の講座での受験をオススメします。

受験予備校では通学講座、DVD講座、WEB通信講座、資料通信講座などがありますが一番オススメなのが教室講座です。教室講座では簿記専門の講師が丁寧に教えてくれますし質問もできるので理解のスピードが速く、合格しやすいですよ。

受験予備校で勉強する場合は、学校が作成したカリキュラム(勉強計画表)に従って勉強しましょう。カリキュラムを守って勉強すれば必ず合格できる実力が身につきます。不合格になる人の多くはカリキュラムを守っていません。

4月スタートなら独学合格も可能!独学受験なら教材選びがとても大切

書店に行けば日商簿記の本が数多く販売されていますが内容は千差万別です。書店で気にいるものが見つかれば良いですが、内容が濃いものもあれば薄いものもあるので、どれが良いのかわからない場合には「簿記検定3級おすすめ本」でオススメの本を紹介しているので参考にして下さい。

なお、大原やTACなどの受験予備校では教材のみの販売もしています。教室講座や通信講座に比べて教材のみなので費用は安いですよ。

4月スタートで簿記3級に合格するための勉強計画

受験予備校で受験する人はその学校のカリキュラム通り勉強してください。以下では独学受験の4月からの勉強計画をまとめています。

  1. 最初の3日間は過去問題で試験傾向をチェック
  2. 4月中に学習範囲の8割を終わらせる
  3. 5月上旬~中旬に苦手項目の克服
  4. 5月下旬は模擬試験などの総合問題を解く
  5. 6月から本試験まで

最初の3日間は過去問題で試験傾向をチェックする!

最初の3日間は過去問題を見て試験傾向を確認します。問題を解く必要はありません。簿記検定3級はどういった問題が出るのか、難易度はどの程度か、などを目で見て確認します。最初はわからなくて結構です。なお、できたらで良いですが、過去問題で出題されているところを参考書に書き込みます。ページ端に「第○回出題」といったように書き込みしていくと、過去問題を数回分見ることで参考書に出題傾向が見えてきます。2年おき、3年おき等、定期的に出題されている項目もありますよ。

4月中に学習範囲の8割を終わらせる

4月から勉強を始めて6月試験に合格するためには、4月中に一通り学習範囲の8割を終わらせて下さい。

1ヶ月は約4週間ですので、まず教材を4等分にしましょう。4等分にすることで1週間当たりに勉強する量を把握することができます。毎週確実にこの割当分を学習することで1ヶ月で簿記検定3級の学習範囲を学ぶことができます。なお、最初から全て理解できなくても大丈夫です。5月以降で覚えられるようになります。

5月上旬~中旬に苦手項目の克服

4月に学習項目を一通り勉強したら5月からは苦手項目の克服です。簿記検定3級受験生が苦手にする伝票や精算表など苦手項目を徹底的に勉強して下さい。

苦手項目克服のコツは反復継続勉強です。2週間毎日毎日勉強し続ければ簿記検定3級の項目は絶対に克服できます。

苦手に感じた項目の問題をコピーして苦手問題集を作成している人もいます。伝票が苦手であれば、伝票の問題をピックアップして伝票専用の問題集を作成します。バラバラの問題を時々解くよりも、まとめて一度に解く方が理解が深まります。まとめた問題を毎日解き続ければ自然に解き方がわかってきます。

5月下旬は模擬試験などの総合問題を解く

苦手項目を克服したら総合問題を解きます。個別問題では正しく解答できたのに総合問題では間違えてしまうことがあります。これは制限時間内に全ての問題を解かなければいけないので、ついつい気持ちが焦ってしまいケアレスミスをしてしまうからです。ただ、これも練習すれば解決できます。

また、模擬試験は積極的に受験しましょう。模擬試験は本試験と同じような雰囲気を体験することができます。本試験って結構緊張しますよ。難しい問題を考えているときに周りに電卓の音が聞こえると「わからないのは私だけかも・・・」「制限時間内に間に合わないかも!?」と焦ることがあります。焦ったら実力を発揮できません。本試験でそうならないように模擬試験で練習しておきましょう。

6月から簿記3級の本試験まで

直前期は苦手項目の復習です。試験のヤマを張って苦手項目を放置する人がいますが、絶対にいけません。試験のヤマを張るのは5月下旬勉強スタートの受験期間が短い人だけです。本試験で苦手項目・未学習項目が出題されて、合否をわけるような配点だったら最悪です。苦手項目は最後の最後まで克服できるように努力しましょう。

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