簿記の独学勉強法 この通りに勉強すれば合格できる!

簿記2級3級は独学でも合格できる資格試験です。そこで日商簿記2級3級を独学受験する場合のおすすめ参考書や問題集、基本的な勉強法、簿記独学受験の注意点などについてまとめています。

Contents 目次

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簿記の独学受験でオススメの参考書や問題集など

日商簿記の独学受験で合格するために必要なものは下記通りです。

  1. テキストと問題集(同じ出版社のものを買って下さい)
  2. 過去問題集
  3. 電卓(記録機能のないもの)
  4. マーカー

具体的なおすすめテキストや問題集は「簿記のおすすめテキストと問題集」でまとめています。本屋さんに行くと簿記のテキストや問題集がたくさん売っていますが、どれも同じではなくて独学受験に適しているテキスト・問題集とそうでないものがあって、初めて簿記を勉強する人からすると、どれが独学受験に適したテキスト・問題集なのかわからないと思います。そこで私が独学受験に適したテキストなどをまとめているのでテキスト・問題集選びの参考にしてください。

簿記の独学おすすめ勉強法

日商簿記を独学で受験する場合の勉強方法の基本スタイルは次のとおりです。

  1. テキストを読む。
  2. 過去問題を見る。
  3. テキストを読み問題を解く。
  4. 過去問題集を解く。
  5. 3に戻る

簿記独学おすすめ勉強法①テキストを読む。

まずは軽く簿記のテキストを読みます。流し読み程度でも良いので最初はテキストをサラッと読み、試験の内容を把握します。最初は何を書いているのか全く分からないと思いますが、それが普通なので心配しなくても大丈夫です。

簿記独学おすすめ勉強法②過去問題を見る。

簿記のテキストを読んだら次に過去問題を見ましょう。この段階では過去問題を解くのではなくて見るだけです。過去問題をみることで試験傾向や出題形式などを把握することができるので、この過去問チェックがこれからの受験計画で大いに役立つはずです。

なお、過去問題で出題されているところは必ず簿記のテキストにチェックしておきましょう。簿記には試験傾向があって、受験予備校の講座を受講している人はこの出題傾向に沿って勉強しますが、独学受験の人は自分で出題傾向を見つけなければいけません。効率的に簿記に合格したいのであれば過去問チェックをして、出題傾向を見つけながら勉強するべきで、この試験傾向を掴むことが合否を分ける大きなポイントになります。簿記の試験傾向を掴む方法は「日商簿記の試験傾向を掴む方法」で書いているのでここでは省略します。

簿記独学おすすめ勉強法③テキストを読み問題を解く。

過去問題を見たら、もう一度テキストを読みます。今度はテキストを丁寧に読みます。②でテキストに過去問題で出題された箇所をマークしていますのでマークの多いところは注目して読みます。

テキストは小項目毎に読み、その都度、その項目の問題を解きます。一度にたくさん進むよりも、少しずつ進んだほうが効率が良く、合格しやすいと思います。

問題を解いて間違えたところはテキストでチェックします。必ず「なぜ間違えたのか?」「どうやったら間違えないのか?」を見直して、同じ問題が出たときに間違えないようにひとつずつ覚えていきましょう。

なお、何回も間違えてしまう箇所はテキストにマーク(過去問マークとは違う色)して、定期的に見直しをすればそのうち解けるようになります。簿記2級3級はほとんどがテキストを読めばわかる問題ばかりです。

簿記独学おすすめ勉強法④過去問題を解く。

「少しずつテキストを読む→問題を解く」のサイクルを続けて最後までテキストを読んだら 過去問題集を解きます。ここで現状でどの程度問題を解くことができるか、勉強方法が間違っていないかを確認します。

簿記独学おすすめ勉強法⑤③に戻る

過去問題を解いたら③に戻り、もう一度「テキストを読む→問題集を解く」のサイクルを繰り返します。これを3回くらい繰り返すことで合格レベルの知識を身に付けることができます。

簿記の独学勉強法の注意点

簿記の問題でよく間違える項目は付箋でチェックし、毎日最初に解きなおす。

簿記の問題を何回も間違えてしまう項目はテキストに付箋を貼るなどしてすぐに確認できるようにしましょう。そして勉強するときは必ずその付箋のある項目から解くようにします。たとえどんなに苦手な項目であっても何度も解けばいずれは解けるようになりますが、苦手な項目というのはどうしても避けてしまいがちです。そのまま試験に直行したらどうなるでしょうか?苦手項目が試験に出題されたらオシマイです。そうならないように苦手な項目に付箋をつけ、付箋の問題から解くようにして苦手項目を克服します。

簿記はよく考えればわかる問題を完ぺきに解ければ合格できる試験。

簿記2級3級はほとんどがよく考えれば解ける問題で、難しい問題というのは多くありません。簿記は70点以上で合格ですが、ほとんどの試験ではよく考えれば解けるレベルの問題を全て間違えずに解答できれば70点以上は取れる試験です。不合格になるということは、この「よく考えれば解けるレベルの問題」を解けていないからであって、これは勉強不足か勉強方法が間違っていたのかのいずれかだと思います。

簿記2級3級の試験範囲は広くないので、試験傾向を調べて出題頻度が高い項目から順番に勉強していき、わからない問題や苦手な問題をひとつずつクリアしていくことで、きっと合格できるはずです。

簿記の独学受験は毎日コツコツが合格のポイント!

簿記を独学で勉強する人は、勉強は毎日コツコツが大切です。どうしても一度にたくさん勉強したくなりますが、人間は一日で覚えられる量ってそう多くはありませんし、たくさんの勉強を毎日するのは大変です。アリとキリギリスではありませんが、簿記は毎日コツコツ勉強する方が合格できます。

簿記は勉強法さえ間違えなければ独学で合格できる。

簿記2級3級は独学でも合格できる資格試験です。人によって難しさの感じ方はそれぞれでしょうが、簿記は「いくら頑張っても合格できない!」というような高難度な資格試験ではなくて、勉強法さえ間違えなければ独学でも十分合格できる試験です。簿記の正しい勉強法はこのサイトでもいくつか紹介していますので参考にしてください。

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