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日商簿記の試験傾向をつかむ方法
日商簿記試験には試験傾向というものがあり、効率的に合格するためにはこの試験傾向を掴むことが重要になります。
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日商簿記の試験傾向を掴むには過去問題集を解くのが一番!
大原やTACなどの受験予備校で勉強している人は試験傾向をふまえた授業になっているので自分で試験傾向を探さなくてもいいですが、独学受験の人は自分で試験傾向を掴まなければいけません。
では、日商簿記の試験傾向を掴むためにはどうすればよいのかですが、それは「過去試験問題を解くこと」です。
日商簿記は定期的に同じような問題が出ているので過去問題を5回~10回分くらい解けば試験傾向が見えてくるはずです。書店に行くと日商簿記の過去問題は数多く売っていますが、その中でも私がオススメする過去問題集を「日商簿記オススメ本」で紹介しているので参考にして下さい。
過去問題を分析する!とはどういう勉強か
過去問題はただ解くだけでは意味がありません。過去問題を解くときは必ず分析も行いましょう。分析といっても難しいことは一切しません。使用しているテキストに出題された箇所をマークするだけです。
例えば、日商簿記3級で精算書の問題が2回前と4回前に出題されたとします。そうするとテキストの精算書の解説ページのタイトルにマーカーを引き「2回、4回前出題」と記載します。ここで注目するのが「2回前と4回前に出題されている」ことです。つまり、出題→非出題→出題→非出題になっているということ、かつ、前回が出題されていないということは次回出題される可能性が高い、ということがわかります。
事実、日商簿記2級の工業簿記では一時期、直接原価計算と標準原価計算が交互に出題されていました。
過去問題を分析することでこのようなことがわかるようになります。
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