
日商簿記試験は大原やTACといった受験予備校に通わないと合格できない試験ではなく、独学でも合格できます。独学受験だと授業料がいらないのでリーズナブルに受験できる反面、デメリットもあります。
[ad#co-1]
日商簿記の独学受験に向いていない人
誰にでも得手不得手があるものです。私は次のような人は独学受験だと苦労すると思います。
- 三日坊主の癖がある人
- 勉強が苦手な人
- わからない項目を自分で調べて解決する自信がない人
三日坊主の癖がある人
どうしても独学受験は自分に甘くなってしまいがちです。受験勉強というのは決意した日が最もモチベーションが高く、日が経つにつれて次第に低下していきます。特に「仕事が忙しい」「アルバイトが忙しい」「学校が忙しい」「体調が悪い」などの理由で勉強しない日が続くとそのまま受験を諦めてしまう恐れもあります。
三日坊主の癖がある人は独学で受験するよりも大原やTACなどの受験予備校でスケジュール管理・成績管理をしてもらう方が合格しやすいと思います。
勉強が苦手な人、わからない項目を自分で調べて解決する自信がない人
当然ですが、独学受験の場合はわからない項目があっても自分で調べて解決しなければいけません。おそらく勉強が苦手な人はこれができていないと思います。日商簿記2級3級だとムチャクチャ難しい項目というのはありませんが、それでも一度難問にぶつかるとそれがきっかけで全てが理解できなくなってしまう事があります。
多くの受験予備校では、担当講師が個別に相談に乗ってくれるので苦手項目を克服しやすい環境が整っています。
私自身は独学受験の方がお金の面で良いと思いますが、先に挙げた項目に当てはまる人は独学受験よりも受験予備校に通う方が合格しやすいと思います。ちなみに受験予備校はTACか大原がオススメで、特に将来、税理士試験を考えているのであれば尚更TACか大原にするべきです。